勃起障害の病院での診断内容

勃起障害の病院での診断内容

勃起障害の診断

従来は勃起機能検査で勃起障害を検索し、その原因に生じた治療を行うようにします。視聴覚的刺激不可試験ではビデオテープいわゆるAVを用いて性的な刺激を与え、この際に勃起がおこれば機能性勃起障害と診断します。しかし感受性に関しては個人差があり、これで勃起が起こらなかったからといってすぐに器質性勃起障害と診断することはできません。夜間陰茎勃起現象を測定し、十分な勃起が認められた場合は、機能性勃起障害と診断できます。勃起機能が正常であれば、夜間睡眠中に数回の勃起が生理的に発現し、この時に目覚めればいわゆる朝だちを自覚するわけです。これが夜間陰茎勃起現象です。通常この測定には、リジスキャンという、アメリカで開発された、陰茎の硬度と周囲を連続測定できる装置で計測します。陰茎海綿体の弛緩や血管拡張作用を有する薬剤プロスタラグジンの陰茎海綿体内注射は、陰茎海綿体を含め血管系異常がなければ神経を介さずに勃起を起こすことができ、治療にも応用されています。もしもこれで反応が悪い場合は、血管性勃起障害を疑います。しかし、患者さんが適度の緊張状態などの場合は、血管系に異常がなくても勃起が起こらないこともあるので注意が必要です。血管系障害のスクリーニングと超音波カラードプラ法で陰茎内の動脈の状態やその血流量を見て、動脈性勃起障害を診断します。動脈系の障害が疑われた場合は、動脈造影検査の適応となります。静脈系の障害が疑われた場合は陰茎海綿体内圧測定や陰茎ケイマン体造営により、静脈からの血液の異常流出の有無を調べます。従来はこのような診断法で勃起障害の原因を調べます。

 

どのような病気でもその原因、重症度、進行の具合などを検査して調べます。それは、その結果によって利用法が異なることがあり、より有効な治療法を選択するためです。しかし勃起障害の場合は様々な検査で原因を調べ、それに合った治療を行っても患者さんの満足を得ることはまずできません。かつては有効な治療法は皆無といっても過言ではありませんでした。しかし、バイアグラという非常に有効な薬剤の登場により、あるいは医療経済的な面より、勃起障害の診療体系が大きく変化しました。

 

現在の診断法

 

勃起障害が究極の生活疾患であり、またバイアグラの出現で、多くの病院ではアメリカの医療が提唱している検査法を採用することが多いです。これは、問診、診察、血液検査などの臨床検査に引き続いて患者さんにそのほかの検査法や各種治療法を提示し患者さんの希望に沿った診療を行うものです。すなわち、内服薬や陰圧式勃起補助器具を希望するかtにはまずこれらを処方し、カウンセリング・陰茎海綿体内自己注射・手術療法などのほかの治療法、あるいは更なる検査を希望する患者さんでは、次の段階の技術に進むという検査方法です。

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